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週刊ユキコさん

40歳。4児の母。果樹農家の嫁。 末っ子(年長)を除く上3人が不登校。 夫と2人、それぞれ自分探し中。

車が横転する大きな事故にあった話。

それはある日の出来事。

 

末っ子が2歳になったばかりの頃、お昼寝はいつもドライブしながら寝かせていた。

 

その日も昼過ぎに、ATMに寄る用も兼ねて末っ子を乗せ出発した。

 

普段よく使う裏道。

見通しの悪い十字路。

 

十字路を直進する私の視界の隅に車が見えた気がした。

『え、、?』

と思ったのと同時に衝撃を受け、ぶつかったことを自覚した。

 

一時停止の標識を見落とした車が突っ込んで来たのだ。

 

十数年前に同じく事故にあっていることと、今回は息子を乗せていることもあって、私は動揺もしたが冷静さも失わなかった。

 

気がつくと助手席側を下にして車は横になっていた。

 

驚いて声も出ない息子に

『大丈夫だよ!すぐ(チャイルドシートを)はずしてあげるからね!』

『大丈夫だからね!』と声をかけ続けるのと同時に携帯で夫に電話をかけた。

 

一刻も早くきてもらいたいから、用件だけを簡潔に、、、そう思って電話に出た夫に

 

『事故だから!すぐ来て!』

と、大きな声でハッキリと。

 

『わかった!』

 と答え電話を切る夫。

 

完璧だ。

余計なことは一切言わず綺麗に用件だけを伝えた。

 

私は自分のシートベルトをはずし息子の元へ。

チャイルドシートのベルトをはずし、

『大丈夫ですか⁉︎』

『自分が100%悪いです!』

と言いながらバリバリに割れた後部座席後ろの窓から覗く、私の車に突っ込んで来た運転手に

『子どもがいるんで!受け取ってください!』と、バリバリに割れたガラスの間から息子を渡した。

自分もどうにか脱出し息子を受け取り

『ビックリしたね〜』

『もう大丈夫だよ』

と抱きしめた。

 

口の中でガラスの破片がジャリっと音を立てた。

 

携帯に夫から着信があった。

『どこ⁉︎   ◯◯は無事⁉︎  ケガは⁉︎』

 

ここでやっと、大事なことを何も伝えていなかったことに気づく。

 

ケガはないことを伝え場所を説明した。

 

寒い時期で、通報で駆けつけたパトカーに乗り夫を待った。

足のスネと首がすごい勢いで痛み出した。

 

首はみるみるうちに回らなくなった。

 

息子も見た感じケガはないが救急車に乗り一緒に病院に行った。

 

病院でズボンをまくりあげると血だらけだった。

 

首はひどいむち打ちで1週間激痛と闘い、その後も半年病院に通った。

 

 

後ろから追い上げてくる車も信用できないが、横から出てくる車も信用できなくなった、

という話。