週刊ユキコさん

40歳。4児の母。果樹農家の嫁。 末っ子(年長)を除く上3人が不登校。 夫と2人、それぞれ自分探し中。

ユキコ40歳の大冒険。

今世の一大スペクタクルと言っても過言ではない私にとっての大冒険。


それは、新潟県長岡市で開催された2泊3日のワークショップへの参加だ。

ずいぶん大げさに聞こえるかもしれないが、それだけどえらい勇気を出して臨んだものだった。


そのワークショップの存在は夫のセミナー関係のフェイスブック投稿で知った。


それまで『心』について本やブログで知識を得ながら過ごす中で、セミナーやワークショップの情報が流れてこなかったわけじゃない。


でも、ふと目に止まってしまったのだ。


『行ってみようか・・・・・』 




数秒の後『・・・ないないないないない』

何を血迷ったかと自分で苦笑。


もう長いこと半径5キロ圏内で生活してるような自分がどうやって新潟県まで行くというのだろうか。

そもそもワークショップって何⁉︎

そんなものに出られるわけがない。



しかしその頃私はまだまだ子供の不登校(当時は長女と次女の2人)のことで悩んでいた時期で、毎日すごく頭を使ってグルグル考えていた。


そんな中でワークショップのタイトル『新しい人生の扉を開く!』という言葉がいつも頭の片隅にあった。


そしてある考えに至った。



『子供たちには、いろいろな経験をしてもらいたいとか、自由に羽ばたいてほしいと願いながらも、自分が家の中に閉じこもっていて「さあ!行っておいで!」なんて言えるわけがない。どうにか私も新しい扉を開きたい!』

と。


私は変わろうと思った。



私が行くと言わなかったら夫が行きたかったのだと思うが、夫は心から『行っておいで』と言ってくれた。


申し込みなどの手続きは夫に任せたが、申し込みから3日ほど情緒不安定だったことを覚えている。


当日は気持ち的にも身体的にも少しでも不安要素を取り除こうと、荷物を出発の前日に宅配業者に持ち込んだ。

『宿泊のお荷物の場合、前日までに到着するように送ることとなっています。』と言われ激しく動揺。

保障はないけど、きっと大丈夫だろうと信じ荷物を委ねた。


その直後に鳴った携帯電話に『もしもし』と出ながら財布を耳に当てていたことからも、どれ程動揺していたかがわかる。


初めての大イベントを前に精神的にいっぱいな状態だった。


思えばこれまで生きてきた中でも、家族のイベントや学校行事など、何かある度にそんな状態になる自分を繰り返してきた。


とりあえず荷物は送ったものの、その後手持ちの荷物を準備するととても大きく重たくなり、先に送った荷物の意味があまりなくなってしまった。さすがの夫も少し呆れていたようだが、旅慣れないのだから仕方ない。


当日の朝を迎えた。

階下に降りて先に起きていた夫の顔を見るなり涙が溢れた。

『やっぱりダメ』

『やっぱり行けない!』

と、泣きじゃくる。

『子どもか!』と心の中では冷静に突っ込みたくなる自分もいた(笑)


夫はしばらく『大丈夫だよ』となだめてくれていたが、


『じゃあ、やめる??』

と聞いてきた。





答えは『ノー』だ。

行くしかない。

行くと決めたのだ。


私は覚悟を決め支度を始めた。